ラスベガスにおける国際人権青年サミット

世界各地の青年代表と地元の学生やコミュニティーの指導者たちが、9月3日、ラスベガスの国際青年人権サミットと受賞晩餐会に集いました。米伊友好協会と、その協会の創立者であり会長のプーラン・アメリ博士の主催により、サミットにはフランス、ドイツ、イラン、日本、キルギスタン、アメリカなどの青年を代表する20カ国の国際青年代表団が参加し、それぞれの民族衣装を身に着け、自国の国旗を掲げました。

ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルの目的は、若者たちに人権、特に国連の世界人権宣言を教え、寛容と平和を支持する貴重な存在となるよう、彼らを勇気付けることです。

国連開発計画、南南協力特別組織、特別顧問を務めるシャヒード・フセイン氏は、ニューヨークからこのサミットへと駆けつけました。彼は演説の中で代表団に祝辞を述べ、人権教育の推進を奨励しました。

グッドマン市長は、ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルの教育活動に祝辞を述べました。プーラン・アメリ博士は優れた指導に対して彼に賞を贈呈しました。

ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルの創立者兼代表であるマリー・シャトルワース博士は、アメリ博士に対して、その人権運動、特に女性と子供に向けられたたゆまぬ活動に功績を認めて、終身功労賞を贈呈しました。

ディーニー・ロデク氏(フェニックスにあるOpening Mindsのオーナー)は、地域の学生ばかりでなく、数人のアユサ交換奨学留学生を含む代表団のために、サミット・ワークショップを実施しました。彼らは、いじめ反対のメッセージで受賞したビデオ「UNITED」と、新しくリリースされた教育用フィルム、「人権の物語」を観賞しました。また、ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルの公共サービス広告のビデオも上映されました。国連世界人権宣言の30条項を描き、人権とは何かについての新たな認識をもたらした作品です。

ラスベガスの実務教育のメンバーや宗教活動の団体が出席し、ワークショップの場所を寄贈したチャンピオン不動産のロス・アッバシ氏とジュディ・アッバシ氏も出席しました。ラズミック・ハコーピアン教授と音楽に才能のある学生たちが、ソロで演奏して観衆を楽しませました。青年の代表団は、それぞれの体験と人権と責任について学んだことを発表しました。