2009年 第6回国際人権サミット

拝啓

世界中の国々で子供の虐待や放置が見受けられます。国連、ユニセフ、世界保健機関、国際労働機関、その他の多くの機関が統計データを引き合いに出しています。自分が権利を持っていることを知らない青少年は傷つきやすいものです。

ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルの目的は、青少年に人権、特に国連の世界人権宣言を教育し、彼らが寛容と平和の支持者になるのを促すことです。

この目的を踏まえて、ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナル(YHRI)は、ジュネーブで毎年開催される国際人権会議のために、ヴィラージュ・スイスONG、サイエントロジー教会人権局、人権のためのアーティストと協力します。

この種のイベントの最初のものは、2004年8月に国連本部で開催され、2005年にはニューヨークとロサンゼルスのユニセフ・ハウスで開催されました。2006年、サミットはニューヨークの国連本部で開催され、2007年にはロサンゼルスのカリフォルニア大学で開催されました。昨年このサミットはニューヨークの国連本部で開催されました。参加者には、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、スイス、オーストリア、ドイツ、オーストラリア、日本、ニュージーランド、南アフリカ、ウガンダ、リベリア、ザンビア、コンゴ、モロッコ、ネパール、トーゴ、エジプト、グアテマラ、ガイアナ、メキシコ、コロンビア、フィリピンからの代表者、および国連当局と国連派遣団の代表者、人権と宗教のリーダー、NGO、地域社会の活動家、生徒たちが含まれていました。

3日間にわたる一連のイベントは、8月28日の会議で始まります。人権英雄賞2009では、人権の分野における傑出した貢献を称えます。翌日、青少年は対話型ワークショップで人権教育を学び、それについて討論を行います。土曜日の夜には人権式典があります。日曜日の朝には、異宗教サービスで、平和のためにさまざまな信仰を持つ人々と交流を結びます。

私たちの伝統となっているのですが、青少年は、それぞれの国を代表する、世界中から参加する若い人権活動家とともに、このイベントにおいて重要な役割を担います。

今年YHRIは、国の青少年代表として適格と認められた青少年への資金援助の限定額を拡大します。会議での国際的な多様性を確保するため、1ヵ国につきひとりだけが代表者としての資格を得ます。実績に基づいて、国の青少年代表の数名に限定額の資金援助が与えられます。資金援助には、航空運賃、ビザ、必須の旅行保険の費用は含まれません。資金援助には、主催国でのすべての費用(すべての交通費、宿泊費、食費など)が含まれます。成人の参加者への資金援助はありません。成人の方は、自分で交通費、宿泊費、食費を賄っていただきます。会議、ミーティング、イベントでの追加費用はありません。

青少年や一般社会からの広範囲な参加を可能にするために、すべてのイベントへの入場は無料です。座席数が限られていますので、すぐにご予約いただくことをお勧めします。落胆してほしくはありません。

非営利団体として、私たちは同じ考えを持つ個人、グループ、組織からの惜しみない支援に支えられています。私たちのプログラムを拡大し、青少年には人権と責任があるという知識によって、もっとたくさんの青少年の生活を豊かにするためには、あなたの援助が必要です。

人権をすべての人にとって現実のものとするための共同の取り組みに、あなたが積極的に関与してくださることを歓迎します。

敬具

マリー・シャトルワース 教育学博士、
ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナル代表