2010年世界ツアー

拝啓 

青少年は私たちの未来を生み出す生命力です。青少年が、自分には権利と責任があると知っていれば、彼らは潜在能力のすべてを発揮しようと努めます。自分の権利を知らない青少年は弱く、悪意ある人々にとっては格好の餌食です。

ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルの目的は、人権、特に国連世界人権宣言について青少年を教育し、彼らが寛容と平和の支持者になるようにすることです。

2004年から毎年行われているYHRI世界ツアーは、世界中を回り、全大陸80ヵ国以上、何百万人もの青少年にメッセージを伝えています。毎年、私たちは人権教育プログラムを、国家元首、指導者、教育者、さらに大学、さまざまな学校、青少年の団体、病院、少年院、そして児童擁護施設の青少年に紹介し続けています。 テレビ、ラジオ、そして報道機関は、私たちのメッセージを何万人もの人々に広めています。昨年だけでは、YHRI世界ツアーは、アルゼンチン、オーストリア、バルバドス、コロンビア、ヨルダン、メキシコ、ロシア、南アフリカ、スイス、東ティモール、ウガンダ、アメリカ合衆国を回りました。

2010年世界ツアーには、ブラジル、エクアドル、ギリシャ、グアテマラ、ハワイ、イタリア、日本、メキシコ、パナマ、ポルトガル、サルジニア、シチリア、南アフリカ、スイス、台湾、そしてアメリカ合衆国が含まれます。

YHRIは非営利団体です。私たちは、献身的なボランティアや同じ志を持つ個人やグループや団体からの、寛大な支援に頼っています。問題は人権を教えるのにいくらかかるのかではなく、教えないことによっていくらかかってしまうのかです。あなたの支援が必要です。人権を教えるために力を合わせれば、私たちは違いをもたらすことができるのです。自らの人権を知る青少年は、その乱用を防ぐか、乱用を報告することができます。 

敬具

マリー・シャトルワース、教育学博士
代表