人権公共サービス広告があらゆる場所で放映中
パリのカフェやフローレンスのレストランに入ると、屋内モニターで放映されている力強い人権のメッセージに釘付けになるかもしれません。
今年の6月に発表された30秒~1分の広告は、国連世界人権宣言の30条項のすべてを生き生きと描写してくれます。このビデオはすぐに反響を呼び、数週間のうちに世界各地の1000以上のTV局で放映されました。
発表後3ヵ月、口コミが伝わり、テレビ以外の媒体でも放映されるようになりました。今週だけでも、南アフリカのヨハネスブルクではガソリンスタンドなどのモニタースクリーンで、ニューヨーク州バッファローでは64の映画館で、ローマでは街で最大の書店チェーンの24のスクリーンで、ロンドンでは商店のショーウィンドーで、ドイツのフランクフルトでは路線バスの車内で放映されています。
より公のレベルで言えば、この30の公共サービス広告は、昨年8月に国連本部で開催された国際人権サミットで初公開され、国連職員や49ヵ国の人権代表者からスタンディングオベーションを受けました。同日夜、これらの公共サービス広告は、人権コンサートのためにニューヨークのユニオンパークスクエアに集まった、2000人を超えるニューヨーカーたちから、熱狂的な反応で迎えられました。2週間後、オーストリアの18歳のユース・フォー・ヒューマンライツ代表が、国連人権高等弁務官の拠点であるウィルソン宮殿で行ったプレゼンテーションの締めくくりとして、この公共サービス広告を紹介しました。このイベントは、子供の権利に関する国連委員会による毎年恒例のパネル・ディスカッションでした。
このビデオの利用法は無限大です。ある国連の非政府組織の代表者からは「同じ目的を持つ60もの国の同志と活動していますので、最善の形でこのショートフィルムを普及していくつもりです」との手紙が届きました。
この公共サービス広告は、ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルによって制作されたオーディオビジュアルAV資料と出版物をまとめたキットにも収められています。