CNNインターナショナルで公共サービス広告を放映し、人権侵害と戦うユース・フォー・ヒューマンライツ
ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナル(YHRI)は、彼らのウェブサイト www.youthforhumanrights.org にアクセスする数が今年の初めから3倍になったと報告しています。これはYHRIの公共サービス広告(PSA)がCNNインターナショナルなど、主要なケーブルテレビで放映された結果です。
YHRIの設立者で代表のマリー・シャトルワース女史は、「CNNインターナショナルなど、大手ケーブルテレビのおかげで、私たちの人権メッセージを届けることのできる人の数を劇的に増やすことができた」と述べています。
CNNが放映したYHRIの公共サービス広告は、世界人権宣言の30条項それぞれを描いたうちの2本、「有罪と証明されない限りは無罪」と「思想の自由」でした。CNNインターナショナルでどちらかの公共サービス広告を目にした視聴者は、ウェブサイト www.youthforhumanrights.org に導かれ、そこで30の公共サービス広告をダウンロードしたり、世界のどこでも自分の地域で人権を教えることができる役立つ教育資料を入手できます。
これらの公共サービス広告が2006年6月に最初に発表されて以来、3200以上のテレビ局で放映されてきました。ガーナやリベリアなどのアフリカ諸国だけでなく、パレスチナ、イスラエル、インド、パキスタンなど紛争地域から、ヨーロッパ、南アメリカ、オーストラリア、アジア(台湾、日本を含む)でも放映されました。合衆国では、公共サービス広告がディスカバリー・チャンネル、MSNBC、ヒストリーチャンネルなどで放映されました。
CNNインターナショナルでの放映の反響は、遠くルーマニア、パレスチナ、ケニア、南アフリカ、ベネズエラなどからYHRIに届いています。問い合わせてくる人たちの誰もが、希望というYHRIのメッセージに共感し、多くの人たちが自分たちの地域で人権意識を高める役割を積極的に引き受け、YHRIから送られる教育ツールによって力を得ます。
ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルは、2001年に教育者であるマリー・シャトルワース女史によって設立されたボランティア団体です。当時の調査によると、わずか8%の人しか「世界人権宣言」の存在を知っていませんでした。それは第二次世界大戦の余波の残る中で、国連総会で採択された国際的な人権条約です。
「人権は理想的な夢ではなく、実現されなければなりません。」人道主義者であるL. ロン ハバードのこの言葉に触発されてYHRIを始めたシャトルワース女史は、まず世界人権宣言の30条項を誰でもわかるように説明したブックレット「人権とは何でしょう?」を発行し、意識向上キャンペーンを開始しました。彼女の息子であり監督のタロン・レクストンは、2004年に「UNITED」と呼ばれる数々の賞を受賞したミュージックビデオを制作しました。登場人物には「Traffic」のエリカ・クリステンセン、「JAG」のキャサリンベルなどの女優、ソウルの伝説アイザック・ヘイズなどの著名人たちがいます。視聴覚による教育補助の教材としての「UNITED」が好評だったため、YHRIは2006年に30の公共サービス広告を制作することになりました。