人身売買の問題に対する認識

若者に自分自身の人権について教育することに加え、私たちは若者に、彼ら自身や地域社会に影響を与える、切迫した人権問題について教育し、そうした問題について何らかの手を打てるという自信を持たせます。そのような問題のひとつに、毎日何百万人もの若者の生命に影響を与えている、人身売買という惨劇があります。

人身売買

人身売買とは、労働者や売春婦として働かせて搾取するために、国境を越えて人間を不法に輸送することです。

  • 今日、世界中で2700万人が奴隷として売買されていると見積もられています。
  • 毎年60万人から80万人が国境を超えて売買されています。(合衆国国務省人身売買報告書、2006年)
  • 毎年120万人の子供たちが人身売買されているという見積もりもあります。(国際児童基金、2007年)
  • 人身売買と搾取はすべての国家の悩みの種であり、その影響を受けていない国などひとつもありません。(合衆国国務省、2008年)
  • 1998年以来、合衆国は「行方不明者および搾取された子供たちのためのセンター(National Center for Missing and Exploited Children)」を拠点として、30万件以上の子供を使った性的な搾取に関する報告を処理してきました。それには児童ポルノ、児童虐待、児童売春、オンラインの児童勧誘、児童買春ツアー、児童へのわいせつ物の送付、連邦政府によって義務付けられたインターネット・プロバイダーからの児童ポルノ報告書が含まれます。

あなたは人身売買問題に関する啓発イベントや公開討論会を開いたり、そのスポンサーになったりすることで、子供たちに彼らの人権が何なのかを教えることができます。

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