2007年世界教育ツアー

YHRIの2007年世界ツアーが6月12日ロサンゼルスに里帰りしました。しかし仕事はまだ始まったところです。新しい出会いがあり、新しい共同作業ができ上がり、理解に基づく新しい覚書が交わされ、私たちの全地球的拡張は常に広がっています!

ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルの目的は、青少年を人権について、特に「国連世界人権宣言」について教育し、彼らが寛容と平和の価値ある支持者となるようにすることです。

ツアーは、インドネシア、南アフリカ、コンゴ、ケニア、モロッコ、スペイン、イタリア、ドイツ、イギリス、プエルトリコを回り、合衆国の7ヵ所で開催されました。ツアーには、多くの会合やマスコミのインタビュー、そして人権教育の重要性を普及するイベントが含まれていました。以下、注目すべき訪問地について簡単に述べます。

インドネシア

私たちは、法務人権省、および外務省の高官、他の政府職員、そして人権、教育、青少年育成活動の分野における指導者たちと会いました。

法務人権大臣は政府の職員たちを率いて、私たちと合流し、私たちの人権教育プログラムが実施されている少年院を見学しました。

また、地元の児童擁護施設にビデオを贈りました。

最終日には、法務人権省でふたつのセミナーを開きました。私たちの活動は、国営放送を含む報道機関で、すべて報道されていました。

コンゴ民主共和国

私たちのホストはASSECA(エソンヌ、アフリカの心協会)の理事である、イェーカ・フッティ氏でした。政府高官や軍幹部と会合を持ち、私たちのビデオを学校や児童擁護施設で見せました。1度に2千人以上の児童がYHRIのイベントに参加しました。

ケニア

ケニアにおける私たちの活動は、アフリカ地域スカウトが主催する会議で始まりました。この会議は国際スカウトのウェブサイトscout.org のニュース・セクションで「アフリカ・スカウト地域オフィス(ARO)が人権プロジェクトを支持」として特集されました。地域の理事、ルビナ・ハルーン女史はその歓迎の挨拶の中でアフリカが大陸としてこうむっている苦難について繰り返し述べました。したがって、その地域のトップの役員は、人権を支持する世界を実現するために、さまざまな組織や運動との共同作業を呼びかけました。

私たちもナイロビの国連事務局で、世界的な青少年プログラムの指導者と会議を開き、どのような共同作業ができるかを話し合いました。地元の児童養護施設で、子供たちに人権に関するプレゼンテーションを行いました。

モロッコ

モロッコでは、議会参事官会議所の副会長、アーメド・エル・カヂリとアブデラ・メクノウン教授に迎えられました。私たちは、地方レベルまたは国家レベルの指導者たちに会いました。私たちは、YHRIプログラムを、学校や児童擁護施設、子供に無料で心臓外科手術を施している組織に提供しました。

ロンドン

ロンドンの訪問には、国連のイギリス連邦事務局青少年代表チームとガールスカウトの本部のメンバーとの会合が含まれていました。

プエルトリコ

プエルトリコでは、プエルトリコの大統領夫人と家族省の長官に歓迎されました。プエルトリコ・テレビで私たちのビデオの30日間の放映が始まりました。プエルトリコでの私たちの代表は、私たちのビデオが100以上もの官庁の待合室で見られるように連携と調整作業を行いました。

ニューヨーク

ニューヨークにある国連への訪問には、子供と武力紛争のための国連特使と国連へのアンゴラ使節団との会合が含まれていました。またNAACPの代表とも会いました。

ニューヨークを訪問している間、ユース・フォー・ヒューマンライツの30の公共サービス広告の監督であるタロン・レクストンが国連作家協会の「最優秀賞」を受賞しました。彼は個人としては最年少で、映像関係としては初めての受賞です。

他にも、次の地域でイベントが行われました。ベルリン、ロスガトスでの青少年サミット、ミラノ、マドリード、タンパ、バッファローそしてサンフランシスコ湾岸地域(ペルシャの人権団体へのプレゼンテーションがありました)。

2007年の世界ツアーの特徴となる出来事は、私たちの人権DVDが始めてスペイン語版で発表されたこと、そして150ページの教師向け「人権の手引き」がアラビア語に翻訳されたことでした。

YHRIは非営利団体であり、世界のあらゆる場所での活動を強化し拡張するために、志を同じくする個人、グループ、組織からの寄付、共同作業、協力を必要としています。あなたの支援に感謝します。協力して世界中の子供たちに手を差し伸べましょう。