リベリアのYHRI:人権に関するリーダーシップ・
フォーラムとコンテストを初めて開催

YHRIの国際開発ディレクターのティム・ボウルズは、今週ガーナからリベリアへ移動しました。2007年7月6日の最初のYHRIリベリア人権リーダーシップ・フォーラムを開くために、西アフリカ計画課長のジェイ・ヤルシャ、YHRIリベリア地域課長、ティーウォン・ドロペイなどの献身的な有志たちが参加しました。イベントは、ジェンダーと開発省(Ministry of Gender and Development)の講堂で行われました。フォーラムに出席した政府高官たちには、リベリアの上級弁護士フランシス・ジョンソン-モーリス、労働省大臣コフィ・サムエル・ウッズ、副大統領ジョセフ・ボアカイのスタッフの長、サム・ステバクー氏がいました。基調演説を行ったウッズ氏は、リベリアのYHRIの指導力と、全国レベルでプログラムが拡張し、コンテストが毎年恒例のイベントとなったことを賞賛しました。

リベリアの市民同士が対立してきた14年、人権に関する有名な提唱を行ってきたウッズ氏は、若者たちに向かって、高年齢の世代が、個人の尊厳と相互の尊敬を基本にして未来を創造する仕事を彼らに託していることを告げ、またこれがこの国にとって新しい時代になるという意見を述べました。高官たちのコメントに続き、5つの高校が競ったコンテストでは、あちこちでクラブのメンバーたちが歌を歌ったりドラマを上演し活気に満ちていました。各チームは、ユニセフ、ユネスコ、カトリック平和と正義委員会(JPC)、尊厳のための国際財団(FIND)、リベリア国立人権センター(NHRCL)といったNGOの中から選んだ組織に関する調査と分析のために、ふた月以上費やしました。カテドラル高校のチームは、図書館用のコンピューター・システムを最優秀賞として獲得し、上位入賞者たちも図書館用の本棚を受賞しました。参加者全員が勝者でした。彼らは記念のTシャツと彼らの活動を称える個別の認定証を受け取りました。