新しい公共サービス広告、世界人権宣言に
新しい命を吹き込む

ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルのガーナ支部が開催した人権教育の講習会に参加したアクラの学校の生徒たち。ゲスト・スピーカーは、ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナルの国際開発部長。
30の新しいテレビ公共サービス広告(PSA)は、それぞれが国連世界人権宣言30条項のひとつを表現していますが、このPSAが今週発表するとともに、ユース・フォー・ヒューマンライツ インターナショナル(YHRI)と国際サイエントロジー教会人権局が、人権の実現に向けて草の根レベルの運動の強化を図っています。17の言語で翻訳されたこれらの公共サービス広告は、世界人権宣言が掲げる基本的な原則を促進する、世界的な取り組みの一部です。新しい公共サービス広告は、YHRIによる受賞作品のミュージックビデオ「UNITED」(TXLフィルム)に触発されたユニークな教育ツールです。「UNITED」は、スペインのバルセロナでの国際ガンジー映画祭など12の映画祭の賞を受賞しています。

「UNITED」と新しい公共サービスを制作した22歳の監督、タロン・レクストンはこう述べています。「公共サービス広告は、全く新しいものです。それらは、あなたが実際に今持っているまさにその人権を人生にもたらします。」

約450人の俳優や女優がメッセージに出てきます。撮影に関係した時間と労力は、完全な長編映画を撮影するために必要なものに相当します。撮影の後、編集作業が5ヵ月続き、最後に30の公共サービス広告が生産されました。原稿作成から制作完了まで7ヵ月でした。

国際サイエントロジー人権局長は「これらの公共サービス広告の発表には、あらゆる場所のすべての人々のためになる人権の教育、予防、発展の突破口が含まれています」と述べています。

大規模な人権教育の必要性を考えると、これ以上遅らせるわけにはいきませんでした。今日、世界中で毎年約120万の子供たちが搾取的労働や性的奴隷のための商品として人身売買されており、常時30万の少年兵士たち(わずか8歳の子供を含む)が武力紛争に利用され、小学校に通うべき1億1500万の子供たちが学校に通うことができません。これらのオーディオビジュアル・プレゼンテーションやその他の教育ツールを通して、ユース・フォー・ヒューマンライツは数百万の人々にその活動を届かせ、啓発し、地球的な規模の変化をもたらそうとしています。